Master Crown Line

マスター・クラウン・ライン

単結晶銀の真なる性能を追求、
歪なく音楽信号を完璧に伝送する
究極のフラグシップ・ライン

コンセプト

創業から40年以上にわたり、同社は卓越した音質と比類なき性能の追求に情熱を注いできました。その蓄積された知見と技術の結晶として、これまで誰も見たことも、聴いたこともない、真の最高峰ケーブルが誕生しました。その名は“Master Crown”。同社が誇る最高純度の単結晶銀導体を中核に据えた“Crown”シリーズの頂点に立つモデルです。
音質、構造、素材、そして使用感のすべてにおいて新次元の到達点を目指し、実に8年以上の歳月をかけて開発されました。

その本質的な魅力は、あらゆるシステムにおいて、極めて自然で音楽的な再生を可能にすること。ソースからスピーカーへと、まったく歪みのないピュアな音楽信号をダイレクトに伝送します。

”銀”の優れた特性

全モデルの導体部には、マイクロクラックを完全に排除した最新の単結晶銀導体“S10+”を搭載。導体の精製プロセスを大幅に改良し、より高い導電性、低歪み、低抵抗を実現しました。
これにより、銀という素材が本来持つポテンシャルを極限まで引き出し、信号の純度と安定性を飛躍的に高めています。

銀導体にわずかに生じるマイクロクラックに純金を流し込むことで、それぞれの特性を生かした構造
完全に1体成型された
単結晶銀の導体

使用ライン
・「Ruby Crown Line」
・「Single Crown Line」
・「Double Crown Line」
・「Triple Crown Line」
・「Master Crown Line」

導体構造

シルテックによる徹底的な実証的研究を重ねた結果、1本のケーブル内に出来る限り多くの高純度な銀で満たすことが最も理想的なサウンドを生み出すという結論に至りました。

Teflon®、Kapton®、天然シルクなどの高性能素材と、特殊な多層エアギャップ構造を組み合わせた多層絶縁(インターコネクトでは最大9層)を採用。
これにより、複雑な内部構造と高度なシールド性を実現しながら、“Triple Crown”を遥かに凌ぐ柔軟性を獲得。設置性にも優れた扱いやすさを兼ね備えています。

信号純度を阻害する要因を徹底排除するため、独自のMFD1(Magnetic Field Distortion)およびCSD2(Current Shielding Distortion)対策を施す事で、色づけのない、極めて自然でダイナミックな音楽再生を可能としています。

スピーカーケーブル(Yラグ)
インターコネクトケーブル(XLR)

トゥルー・バランスド・スイッチ

新たに「True Balanced (トゥルー・バランスド)」スイッチを「出力側」に追加搭載。これにより「Standard」と「True Balanced」のモードを簡単に切り替える事が可能です。

「True Balanced」モードは、XLRコネクタの1番ピン(GND)を内部的に切断、2番および3番ピンのみ(信号線)を接続する事で、真にフルバランス回路の機器同士の接続時には、信号の不均衡から生じる極僅かなタイミングエラーや位相の不一致を抑制します。この機能には、安全対策が施されており、切替時に機器を破損させることなく、すべてのオーディオシステムで安心して使用できます。

現代のハイエンドオーディオシステムに求められるサウンドの純度、静寂性やカスタマイズ性能などの要件を超高次元で満たす、唯一無二のインターコネクトケーブルです。

シールド・フローティング・スイッチ
トゥルー・バランスド・スイッチ

コネクタ

本機のために開発した新たな自社設計のコネクタを採用。
コネクタ部にはダイレクト・プラズマ方式により銀導体に直接金メッキを蒸着。接点抵抗の大幅低減、電気伝導効率が向上し、伝送能力とサウンドパフォーマンスはこれまでにない領域へと進化しています。

Yラグ部
XLR部

ハンドメイド

シルテックでは、常に最新で最も優れた測定機器と研究に投資をすることで、科学的な側面からも最高の結果を得られる事を立証させ、且つ人間の聴感上でも優れたサウンドを体感できるよう、日々研鑽を続けています。

永年の経験と蓄積された知識、新しい技術開発と独自のテクノロジーから生み出される最高のハイエンド・オーディオケーブルは全てオランダの自社工場にて手作業で作成され、絶えず高いクオリティ・コントロールを実現しています。