Triple Crown Line

トリプル・クラウン・ライン

できる限り多くの単結晶銀を使用、
実現可能な限界を追求して生まれた
フラグシップ・ライン

単結晶銀のみで構成

“トリプル・クラウン”は、導体のみならずコネクター・ピンやYラグに至るまで、新世代の単結晶“S10”を採用し、新次元の音楽的ニュアンスとディティール、音の輪郭、驚くべき精度を獲得した、シルテックのフラグシップ・ラインです。

“トリプル・クラウン”では、単結晶銀の持つ可能性をさらに追求、これまでで最大の直径を持つ導体とすることによって、理想的な伝送性能を獲得。コネクターも含めた信号伝送経路全体を電気的にも構造的にも根本から見直し、ごくわずかな歪みや極小のエラーをも一掃しています。

銀導体にわずかに生じるマイクロクラックに純金を流し込むことで、それぞれの特性を生かした構造
完全に1体成型された
単結晶銀の導体

使用ライン
・「Crown 35th Line」
・「Single Crown Line」
・「Double Crown Line」
・「Triple Crown Line」

導体構造

シルテックによる徹底的な実証的研究を重ねた結果、1本のケーブル内に出来る限り多くの高純度な銀で満たすことが最も理想的なサウンドを生み出すという結論に至りました。更に柔らかい絶縁材やシース素材を使用したケーブルより、大口径で剛性の高いケーブルのほうが音楽再生にとって有利であることを解明した結果、大口径で堅牢でありながら適度な屈曲性を持つ実用的なケーブルという困難な課題を克服すべく、2年の歳月をかけて“エア・クレードル構造”というイノベーションを生み出し、この“トリプル・クラウン”に適用しています。

それは、大口径の単結晶銀導体に、複雑な組成を持つテフロン素材を使用した超低密度絶縁体を組み合わせることで、屈曲した状態でも一貫した高い伝送性能を維持し、インダクタンス、抵抗、キャパシタンスを驚くほど低く抑える、シルテック独自の手法。たとえばRCAケーブルのキャパシタンスは、1mあたり18pF、XLRケーブルでは36pFと最少限まで抑えられています。

フローティング・シールド・スイッチ

インターコネクト・ケーブル、スピーカー・ケーブル両端の大型ハウジングは“トリプル・クラウン”独自の“フローティング・シールド・スイッチ”。
シールド接続を「Ground」もしくは「Float」させるかをスイッチで切り替えることができます。 例えばCDプレーヤーとプリアンプをXLRケーブルで接続する場合。
①入力/出力両方を「Ground」
②入力側を「Ground」、出力側を「Float」
③入力側を「Float」、出力側を「Ground」
④入力/出力両方を「Float」
合計4パターンある事で、ご使用のシステムに合わせて真に理想的なセットアップが可能となります。

コネクター

実現が可能な範囲で出来る限りの単結晶銀導体を使用しているため、ケーブル自体に非常に重量があります。
そこでRCA、XLRのインターコネクト・ケーブルには、コネクター部をネジで締め付けて固定するユニークな方式を採用。接続が抜けてしまうリスクを排除しています。

ラインナップ

RCAやXLRのコネクタピン、スピーカーケーブルのYラグ部にも導体部と同様、単結晶銀を使用。
各機器との接続部にも単結晶銀を使用することで全てのパートが同素材となり、画期的な導体構造のパフォーマンスが最大限発揮され、真に理想的で忠実な信号伝送を実現します。
・スピーカーケーブル(2.0m~)
・XLRケーブル(1.0m~)
・RCAケーブル(1.0m~)

ハンドメイド

シルテックでは、常に最新で最も優れた測定機器と研究に投資をすることで、科学的な側面からも最高の結果を得られる事を立証させ、且つ人間の聴感上でも優れたサウンドを体感できるよう、日々研鑽を続けています。

永年の経験と蓄積された知識、新しい技術開発と独自のテクノロジーから生み出される最高のハイエンド・オーディオケーブルは全てオランダの自社工場にて手作業で作成され、絶えず高いクオリティ・コントロールを実現しています。