Lumina Ⅱ Amator

ルミナ2・アマトール

上位モデルの技術を踏襲、
更なるリファインが施された
”ルミナ”のスペシャル・エディション

コンセプト

Sonus faberのエントリー・ラインとなる”Lumina Collection(ルミナ・コレクション)”。ブックシェルフ型スピーカー“Lumina Ⅰ”、フロアスタンド型スピーカー“Lumina Ⅲ”、センタースピーカー“Lumina Center”の計3モデルのラインナップから始まりました。全てが北イタリア・ヴィチェンツァの工房にて手作業で組み立てられ、その美しい仕上げと美音で世界的に評価が高く大ヒットを記録しています。

そして最新世代の上位モデル“Homage Collection(オマージュ・コレクション)”のために開発された技術を踏襲した特別モデルとして、ブックシェルフ型スピーカー“Lumina Ⅱ Amator”、フロアスタンド型スピーカー“Lumina Ⅴ Amator”が登場。キャビネットやユニット、クロスオーバー・ネットワークに至るまで、更なるリファインが施されたスペシャル・エディションです。

“Lumina II Amator”では、底面に向かう音圧をキャビネット底部に設けたポートから前面に放射する方式を採用。これにより、後方壁面に近づけて設置するなど、設置条件に関わりなく、精度高くダイナミックな低域再現が可能になっています。

高域

ソナス・ファベール独自の「DAD(Damped Apex Dome)テクノロジー」を採用した29mm 径ソフトシルクドームを搭載。この技術は、ソフトドームの頂点をダンピングさせることでダイアフラムの逆相挙動を抑制し、音場の広がり、音の透明度や伸びやかさを際立たせます。

中低域

150mm径ミッド・ウーファーには、高剛性なカスタムメイドのバスケットを使用したうえで、さらなるナチュラルな中低域を再現するためにセルロースパルプ、その他天然繊維を自然乾燥させた素材をベースにした高品位ダイアフラムを使用しています。

ネットワーク

クロスオーバー・ネットワークの徹底的なこだわりと研究は、同社の創業当時から続くスピーカーの設計において非常に重要な要素です。
“Stradivari G2 Anniversary”や“Amati G5”に採用された新たな回路「Interactive Fusion Filtering(インタラクティブ・フュージョン・フィルタリング)」を搭載。高周波干渉を抑え、トランジェント特性を改善させる事で、本機のポテンシャルを存分に発揮させます。
搭載するパーツも厳選された物を採用した、更なる進化を遂げたネットワーク設計により、各ドライバー間の繋がりが極めてシームレスでありながら、豊かなダイナミックレンジを持つ駆動が可能になります。

仕上げ

フロントバッフルには、同社の上位モデルとなる“Amati G5”や“Stradivari G2 Anniversary”で初めて採用された、木目を45°の角度に合わせながらグロス塗装を施した印象的な意匠を採用しています。
以下画像の左から Red(レッド) /Wenge(ウェンゲ) / Walnut(ウォルナット)

スペック

・形式
 2ウェイ 2スピーカー バスレフ方式ブックシェルフ型スピーカー
・使用ドライバーユニット
 高域:28mm アローポイントDAD シルク・ソフトドーム型
 中低域:150mm コーン型(ナチュラル・ファブリック)
・クロスオーバー周波数
 2,600Hz
・周波数特性
 55~24,000Hz
・出力音圧レベル
 86dB SPL (2.83V/1 m)
・公称インピーダンス
 4Ω
・スピーカー端子
 バイワイヤリング対応(HIGH / LOW)
・寸法
 幅180mm×奥行263mm×高さ304mm(本体部、突起部含む)
・重量(1本)
 5.8kg