CLN-LP200T

最高の洗浄、乾燥機能を兼ね備えた、
全自動レコードクリーニングマシン

最高の洗浄、乾燥機能

最も理想的な洗浄効果を発揮する200Wという高出力な超音波により水を振動させる事で、マイクロバブルを発生させるキャビテーション効果を利用し、レコードの音溝深くに癒着した肉眼では見えないミクロで頑固な汚れや埃を除去します。
更にこの度超音波素子の配置を見直し、レコードと超音波素子の距離を綿密に計算する事で、最高の洗浄能力を発揮するよう再設計された、特許取得済みの独自技術を採用しています。

さらに、「洗剤や薬品を使用する」「直接ブラシで擦る」といったレコードに及ぼされるリスクを負うことがありません。新品のレコード製造時に付着する剥離剤も、本機の強力な超音波洗浄であれば除去できるため、レコードの音溝に刻み込まれた本来の音源を露わにする事ができます。

全自動設計

本機にレコードを垂直に挿入するだけで、自動で両面同時に洗浄~乾燥を行えます。

また「洗浄と乾燥」、「洗浄のみ」、「乾燥のみ」の自由な設定が可能なだけでなく、洗浄と乾燥の時間はそれぞれ0分(OFF)~5分(1分刻み)で調整する事も出来ます。

設定した作業が完了した後には、ビープ音とLED点滅によりお知らせします。

レコードに最適な洗浄設計

【従来の一般的なレコードクリーナーの場合(左下部画像)】
超音波ユニットが洗浄槽の底面に配置されたエネルギーはレコードに沿って上向きに伝播します。
エネルギーの大部分は水面で消散するため、レコードの音溝内ではキャビテーション効果が非常に弱くなってしまいます。それを補うような強力な超音波素子が使用されていた場合、最大となる 水面の運動エネルギーによりレコードに損傷を与える可能性があります。

【CLN-LP200Tの場合(右下部画像)】
超音波素子が洗浄槽の側面(レコードに対して垂直)に配置しており、エネルギーはレコードに向かって垂直に伝播します。レコードの音溝に対して効率的に最大限のキャビテーション効果が発生する事で、最も理想的な洗浄能力を発揮します。

従来の一般的なレコードクリーナーの場合
CLN-LP200Tの場合

独自のろ過フィルタ

本機で使用頂く精製水は外部タンクから給水ポンプによって汲み上げられ、本機の洗浄槽に送られます。給水ポンプ~洗浄槽の間には専用のろ過フィルタが搭載されているため、レコードをいつでも清潔な水で洗浄が可能です。

更に濾過フィルタが汚れてきた場合には、簡単に交換が可能。長期利用を想定した設計となっています。

ろ過フィルター部
CLN-LP200T設置例

高耐久性

従来のモデルではレコードを回転させるための機構がベルトドライブ方式だったのに対し、本機では新たに独自開発した専用設計のモーターによるダイレクトドライブ方式を採用。

経年劣化するベルトが存在しないためにアフターメンテナンスが必要となるケースを軽減した、長期使用を想定した新設計です。

スペック

・寸法
 W481mm × H230mm ×D217mm (ハンドル、突起部含む)
・本体重量
 14.5 kg
・推奨外部タンク容量
 19L以上(市販精製水の使用を推奨)
・付属品
 本体、給水用ろ過フィルタ、ポンプ付き給水ホース、中継用給水ホース、排水ホース、推奨外部タンク(社外品)

※仕様及び外観が改良のため予告なく変更されることがございます。ご了承ください。

正面部
背面部