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−大いなる歴史遺産を受け継いだ、正常な進化の形−
希望小売価格1,785,000円(税込)・本体価格1,700,000円(税抜)
価格はレッド・ヴァイオリン仕上げ、グラファイト仕上げ共に共通です。
| いにしえの弦楽器作家への頌歌として制作されたオマージュ・シリーズ、その端緒は1994年(平成6年)に発売されたGUARNERI Homage(ガルネリ・オマージュ)でした。クレモナ派と呼ばれる弦楽器作家達を代表する一人であるGiuseppe Guarneri del Gesu(ジュゼッペ・ガルネリ・デル・ジュス 1698〜1744)の名を冠したこのスピーカーは、オマージュ・シリーズの端緒となったばかりではなく、現代のスピーカー・キャビネット設計の代表的な手法であるリュート・シェイプ・デザインと言う発想を広く世に知らしめた、一つのマイルストーンとも言うべき存在でした。ガルネリ・オマージュはおよそ10年の時を経て、2006年(平成18年)に2代目であるGUARNERI Memento(ガルネリ・メメント)として生まれ変わり、更に本年、GUARNERI evolution(ガルネリ・エヴォリューション)の名を冠し、新たなる進化を遂げることとなりました。 ガルネリ・シリーズが新たな進化(エヴォリューション)を遂げた背景には、昨年(平成22年)発売しご好評をいただいておりますフラッグシップ機「ザ・ソナス・ファベール」で実証された「ステルス・リフレックス」や「エキソ・スケルトン・クランプ構造」など、多くの新機軸を採用しております。まさしく「エヴォリューション」の名に相応しい新製品に仕上がったものと自負しております。無論、「ザ・ソナス・ファベール」に立脚する進化はスピーカー本体のみに止まらず、スタンド支柱と台座となる花崗岩板との取り付け部分に適度なコンプライアンスを持たせたLVT(Low Vivration Transmission)構造にも巧みに応用されています。 |
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「GUARNERI Evolution(ガルネリ・エヴォリューション)」はソナスファベール伝統の設計手法とも言うべきリュート型デザインを採用、キャビネットの木部には、マホガニーに似た風合いの得られるカンラン科広葉樹「オクメ(Aucoumea)」材を採用。木目の角度を交互に90度ずつ変えて積層して行く手法によるプライウッドを自社生産。プライウッドを積層して行く工程の中で、プレス機により徐々に加圧しながら曲面を描くキャビネット外観を構成して行くことにより無理なくリュート・シェイプ型デザインのエンクロージャーを造り上げています。
このことからも明らかなように、アマティ・フゥトーラの中高域ユニットのみを独立させたような外観・構造でありながらスピーカーユニットのチューニングを徹底して見直し、小型ブックシェルフ型スピーカーならではの音像定位の明確さを得ながら、このスピーカーシステム単独でも十二分な音楽的感動が得られるようにチューニングを行っています。
| ソナス・ファベールでは、スピーカー・ユニット選定にあたって最新のテクノロジーと測定技術を駆使してはいますが、最終的には人間の耳こそが最良の判断基準であり、最も優れた測定器であるという信念を持っています。その信念は創業以来変わることなくデザイン哲学の核心になっており、研究開発過程にて各ユニットを徹底分析したあと、最終的にこの基準に基づいて選定が行われています。 ガルネリ・エヴォリューションが使用しているスピーカー・ユニットは、他のソナス・ファベール製品と同様にスカンジナヴィア半島に本拠を構える専業メーカーに拠りソナス・ファベール独自のスペックに基づき生産しています。更にザ・ソナス・ファベール、アマティ・フトゥーラなどと同様に、ガルネリ・エヴォリューションではソナス・ファベール自らの手により一層のチューニングを行った上でスピーカーに実装しています。 2800Hz以上の高音域を受け持つのは、かつて密閉型25cm/2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー設計の名手として名声を欲しいままにしたラグナー・ライアン(Ragnar Lian)氏の設計思想に基づく29mm口径ウルトラ・ダイナミック・リニアリティ・ツイーター。このツイターを適度なコンプライアンスを持たせた粘弾性素材を介して、ウーファーと共通のサブバッフルに取り付けた上でキャビネットに取り付けることで、フロントバッフルからデカップリングさせています。 一方、2800Hz以下の帯域を受け持ちスピーカーシステムの中核となるウーファーは、自然な音質を重視した180mm口径コーン型。自然乾燥させたために表面に凹凸を持つ風合いが独特な、非圧縮ペーパーパルプ振動板を採用しており、口径43mmのボイスコイルを使用した強力な磁気回路により渦電流の発生を最小限に抑えています。また、ツイーターと共通のサブバッフルに取り付けた上で適度なコンプライアンスを持たせた粘弾性素材にてフロントバッフルからデカップリングされています。 |
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| スピーカーの頭脳とも言うべきネットワークは、「クレモナM」や「リュート」シリーズで採用して以来、今やソナス・ファベールの標準となっている「プログレッシブ・スロープ」構成とし、振幅・位相特性を最適化するだけでなく、帯域内に共振点を持たせない設計となっています。クロスオーバー周波数は2ウェイ小型ブックシェルフ型スピーカーとしては比較的高めの2800Hzに設定しています(ガルネリ・メメントは2500Hz)。音楽再生の中核をなす帯域を極力単一ユニットで再生することで、極力自然で違和感の無い再生音に近付けるようにしてあります。その上で更に、ネットワーク素子にはドイツ・ムンドルフ社製「シュープリーム」コンデンサーやデンマーク・ジャンツェン・オーディオ社製コイルなど、最良の音響性能をそなえたパーツのみを厳選しています。 バスレフダクトはリアバッフル下部に装備、ダクトから放出される再生音の一部がスピーカーユニットからの再生音と干渉し合わないために、歪み感の無い再生音を得ることに成功しています。また、上下の天板・底板を外部で強固に連結しているエキソ・スケルトン構造体が部分的にバスレフダクトを覆うように位置してダンプドバスレフ効果を実現するステルスレフレックス構造とも相まって、小型スピーカーでありながら低い音域まで朗々と謳うような低域再生を実現しています。 入力ターミナルはクレモナMなどと同様に、片手だけでも容易に締め付けることができる形状のものを採用、バイ・アンプ駆動にも対応するように、高音域用と中低音城用とを独立させています。この入力端子はバナナプラグに対応するばかりではなく、スペードラグ(いわゆるYラグ)も使用できる便利なものです。 |
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| ソナス・ファベールでは、付属の専用スタンドも音作りの一環として必要不可欠なものと考えています。ガルネリ・エヴォリューションでは新たに専用スタンドである「エヴォリューション・スタンド」を開発いたしました。台座部分には従来のイタリアン・マーブルに代わり新たに花崗岩を採用。花崗岩は元来が長石、石英、黒雲母の三種類の鉱物構成されており、地中数10kmの深い場所でマグマがゆっくりと固まった結果として作り上げられる岩石です。その結果として内部組成が比較的均質であり、硬度が高く、研磨するとすばらしい輝きを得ることが出来る、まさしくリスニング・ルームでのご使用に適した物理特性を持つ素材と言えます。 また、支柱と台座の取り付け部分には、「ザ・ソナス・ファベール」の脚部にも使用されている適度なコンプライアンスを持たせたLVT(Low Vivration Transmission)構造により、スピーカーからの振動が床面に伝わることに寄る音の濁りを防ぐだけではなく、逆にリスニング・ルームや床面からの振動が伝わることによるハウリング的な現象を最低限に抑えています。スタンドにはスピーカー本体を固定するためのネジが付属しており、本体を強固に一体化することが可能。地震などの際にも、スピーカー自体が落下して破損するような不測の事態を防ぐように配慮されています。 右の写真は、全体のデティールがお判りになりやすいように、意図的に露出を多めにして撮影していますので、製品自体よりもやや白っぽくなっております。 |
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花崗岩製台座はスタンド支柱に取り付けた状態で梱包してあります。台座と支柱の間にはLVT(Low Vivration Transmission)機構を組み込んでありますので、分解することはお止めください。
| 形式 | 2ウェイ・2スピーカー/リアバスレフ・ブックシュエルフ型 |
|---|---|
| 周波数特性 | 40Hz〜30000Hz |
| クロスオーバー周波数 | 2800Hz |
| 定格インピーダンス | 4Ω |
| 出力音圧レベル | 86dB/W/m |
| 推奨アンプ出力 | 25W〜200W(最大許容入力は公表されておりません) |
| 本体寸法・重量 | W235mm×H410mm×D412mm・18.5kg |
| スタンド寸法・重量 | W320mm×H795mm×D423mm・36.0kg (スタンドは標準付属につき製品価格に含まれています) |
●この製品は、スタンドを含む2本1組での販売です。1本単位での販売はお受けいたしかねます。
●本コンテンツ内に表示した金額は2本1組でのものです。
●価格はレッド・ヴァイオリン仕上げ、及び、グラファイト仕上げ、共に共通です。
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| レッド・ヴァイオリン仕上げ(付属のグリルを外した状態) | グラファイト仕上げ(付属のグリルを取り付けた状態) |