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スウェーデンのプライマー・システムズ社は、デンマーク人の工業デザイナー、ボー・クリステンセン氏により1985年に設立されたオーディオメーカーです。クリステンセン氏の手による928シリーズ(1986年発表)、200シリーズ(1992年発表)など、セパレートアンプを中心とした初期の製品は、その先進的なデザインと高度な再現力で高く評価され、同社のブランドイメージが確立しました。そうした一方で1994年には現行30シリーズ、20シリーズの根幹となる300シリーズを発表、その基礎を確固たるものとしました。 |
プライマー製品の販売・取扱は平成23年2月20日を以て終了いたしました。
永きに渉りご愛用いただき誠にありがとうございました。
平成23年(2011年)5月1日以降は、プライマー社製品の輸入・販売・アフターサービス業務は
新代理店である株式会社ナスペック様(http://naspecaudio.com/)に移行しております。
現行のプライマー製品はトロイダルトランスを採用しています。アナログ電源を採用した製品で電源部の小型化、軽量化、高効率化を図ろうとした場合、最も簡単で確実な解決策の一つはトロイダルトランスを採用することです。トロイダルトランスに欠点があるとすれば、その最大の点は高コストであること、ただそれだけに過ぎません。このことがプライマーをしてトロイダルトランスの採用に踏み切らせた所以でもあります。
| ワイヤレスリモコンの便利さは申すまでもないことですが、純粋にアナログ回路のみで音量調整をしていた時代には、オーディオ機器のフル・リモコン対応には多くの困難がありました。例えば928シリーズのプリアンプ「928pre」が使っていた音量調整用のパーツは多接点ロータリースイッチに1本づつ抵抗をハンダ付けして組み上げた純粋に機械的な動作で音量調整を行うアッテネータ。このアッテネータをリモコン対応させるためにプライマーが採った手法は位置制御が容易なステッピングモーターを組み込むことでした。 現行プライマー製品ではプリアンプ、プリメインアンプ、CDプレーヤーなどにシステムリモコンC22を標準添付。1台のシステムリモコンで全てのプライマー製対応機器の操作が可能です。更に、プリアンプ=パワーアンプ間はリンクケーブルを使って同期させることが可能なために、システムリモコン非対応のパワーアンプであってもプリアンプ側からの制御信号を受けて実質的にはリモコンでの操作が可能な状況となっています。 |
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プライマー製品のシャーシ設計の基本は、鉄板をプレス加工によって折り曲げた比較的簡素なものです。然し乍らシャーシには重量のあるトロイダルトランスが載り、それ自体が制振素材としての役割を果たすために、実用的に問題が生じるような共振・振動が発生するようなことがありません。その一方で各製品のフロントパネルにはぶ厚いアルミ板を使用、928シリーズ時代の音量調整ノブを想起させるロゴマークを彫り込んで、ちょっとリッチなセンスの良い演出をしています。質実剛健なだけではなくて日常的に手を触れる箇所に十分な注意を払う、北欧家具を思わせるプライマーならではの演出が光っています。
| 20シリーズ | 30シリーズ | |
|---|---|---|
| プリメインアンプ | I21 |
I30 |
| CDプレーヤー | CD21 |
CD31 |
| ユニバーサルプレーヤー | DVD30 | |
| プリアンプ | PRE30 | |
| パワーアンプ | A33.2 A32 | |
| 販売終了機種 |
A 30.2(パワーアンプ) A30.5(パワーアンプ) DVDI-10(DVDレシーバー) SPA21(マルチチャンネルサラウンドアンプ) R20(フォノイコライザアンプ) | |