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Blackbird(ブラックバード)・2本アーム対応、2モーター搭載の大型機 希望小売価格798,000円(税込)・本体価格760,000円(税抜) |
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Woodpecker(ウッドペッカー)・1本アーム対応、1モーター搭載の実用機 希望小売価格546,000円(税込)・本体価格520,000円(税抜) |
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Protractor NG(プロトラクタNG)・オーバーハングとオフセットアングルの調整が出来る便利な測定器具 希望小売価格29,400円(税込)・本体価格28,000円(税抜) |
質実剛健にしてエレガント、スライドベース方式の採用により9インチ級のショートアームから13インチ級のロングアームまで幅広く対応が可能、それがDr.Feickert Analogue(ドクトル・ファイキャルト・アナログ)製ターンテーブルの身上です。製品ラインナップを敢えてアームレスターンテーブルに絞ることで、多くのオーディオファイルの皆様の多様なニーズに対応することが出来るうえ、ダストカバーも省略することでトーンアーム選定の自由さを大幅に拡大しています。一旦は終焉を迎えたかに見えたアナログディスクが高音質、高品位と言う新しい土俵の中で復活しつつある今、アナログ指向のオーディオファイルの皆様に、是非ご注目いただきたい逸品です。
☆上記の金額には、穴加工のしていないアームボード1枚を含んでいます。
☆ご希望をいただいた場合は、出荷時に本体付属の1枚のみ、無償で穴加工を承ります。
☆トーンアーム、カートリッジ、ヘッドシェル、ダストカバー、ターンテーブルマットは付属しません。
☆ネジ止め式スタビライザーが付属しています。
| 「ドクトル・ファイキャルト・アナログ(Dr. Feickert Analogue)」はクリスティアン・ファイキャルト氏によってフライブルク近郊の町ブーフハイムに創業した気鋭のアナログ関連製品メーカーです。 ご承知の通り、トーマス・エディソン氏による蝋管レコードの発明以来、多くの秀逸な音源がアナログディスクと言う形で世に出て、現在に至ります。蝋管からシェラック盤、ビニール製のレコード盤へ、、、1970年代のアナログディスクの黄金時代には、アナログ・プレーヤーの生産台数は月産数万台を数えるに至りましたが1982年に発売されたコンパクト・ディスクは、大多数のアナログ・ディスクメーカーを困窮に追い込んで行きました。 しかしながら現実には膨大な数量のアナログ・ディスクは既にユーザーの手許にあり、そのディスク達は再び再生される日が来ることを待ちわびています。更に、最近ではかつてのアナログ・ディスクの生産設備を再生、改良して、更に高音質なハイエンド・オーディオファイル向けディスクを生産するレコード会社まで出現し、意欲的に新譜の発売や過去の名盤の再版を進めています。このような時代背景をバックに、音楽に対する愛情を原動力に、そしてデジタル全盛の現在にこそ相応しいアナログ機器メーカーとして、ドクトル・ファイキャルト・アナログは確固たる歩みを始動したものです。 |
![]() クリスティアン・ファイキャルト氏近影 |
今回ご紹介する機種は2本アーム・2モーター仕様の「Blackbird(ブラックバード)」と、1本アーム・1モーター仕様の「Woodpecker(ウッドペッカー)」の2機種で、どちらも厚さ50mmを超える分厚いPOM(Polyoxymethylene:ポリオキシメチレン)材の上下を5mm厚のヘアライン加工を施したアルミ板でサンドイッチする構造により強靱無比なキャビネットを構築。成型や切削などの加工がし易く適度な内部損失を持つこの素材の上下をアルミ板で挟むことで、元々の振動抑制力に加えて、異種材料による共振分散の効果も期待でき、静粛でS/N感の高い再生音造りに寄与しています。POM材の周囲は、縞杢(シマモク)の美しいマメ科広葉樹ゼブラノ(Zebrano)材の突き板で仕上げており、リスニングルームの格調を一層高める役割も果たしています。
上級機「Blackbird(ブラックバード)」では2本アーム仕様とするためにキャビネットを大型化していますが、単に巨大化するだけではなく筐体の大きさを利用して2個モーター駆動方式を採用、モーター同士を180°の位置に配して向かい合わせてターンテーブルを駆動することで、ドライブベルトを介してのターンテーブルへの駆動トルクの掛り方が均一化、分散化するために、一層滑らかで静粛な回転を得ることに成功しました。
| 1964年 | クリスティアン・ファイキャルト氏生まれる。 |
| 1994年 | 物理科学博士号取得。 |
| 1994年〜1996年 | フライブルク大学に在職。 |
| 1996年 | ドクトル・ファイキャルト・オーディオを創業。 |
| 1999年 | ドクトル・ファイキャルト・アナログを創業。他のオーディオメーカーに対するアドバイザー業務を行う。 |
| 1999年〜2004年 | フライブルク大学素材研究センターに在職。 |
| 2005年 | 「ドクトル・ファイキャルト・アナログ」での製品製造を開始。 |
| 2007年 | 「プロトラクターTT」が“The absolute sound”誌の「エディ ターズ・チョイス・アワード」を受賞。 |
| 2011年 | 株式会社ノアとの業務提携、日本向けの輸出を開始。 |
下の写真のアームは装着例です。製品はアームレスです。
アームボードは1枚付属、オプションとして追加でもお買い求めいただけます。
製品出荷時は、ショートアーム部には穴加工していないアルミ薄板を取り付けてあります。

下の写真のアームは装着例です。製品はアームレスです。
アームボードは1枚付属、オプションとして追加でもお買い求めいただけます。

| Woodpecker(ウッドペッカー)とBlackbird(ブラックバード)は両機種とも、所定の範囲内で無段階にアーム取り付け位置を調整出来るスライドベース構造を採用しています。 ウッドペッカーは比較的小さなキャビネットサイズながら9インチから12インチまでのトーンアームに広範に対応します。ブラックバードは2本アーム仕様でショートアーム側は9インチから10インチの一般的なトーンアームが使用可能、更にロングアーム側は通常の12インチロングアームだけではなく、9インチから13インチ(約330mm長)までのトーンアームの使用が可能です。スライドベース部の空間は横幅が約70mm、アームボード上面からプレーヤ接地面までの高さは約100mmと余裕がある設計をしており、多種多様なトーンアームのご使用をサポートします。 アームボードはキャビネット芯材に使用したのと同じく、POM(Polyoxymethylene:ポリオキシメチレン)材を採用し挽き物加工した上で更にフライス加工。ポリアセタール、ジュラコン、デルリンなどの商品名で知られるエンジニアリング・プラスチックの代表的な素材であるPOMは、この種の樹脂素材としては耐熱温度が高く、紫外線などの影響による脆弱化が少なく、堅牢で機械的な強度が高い素材でありながら加工が容易であり、完成状態で販売されるレコードプレーヤーの中にあって唯一加工が必要な部材であるアームベースには最適な素材の一種と言えます。 |
![]() アームボード周辺 |
スライドベース部の両側にはトーンアームの位置決めがしやすいように、センタースピンドル中心からアームボード中心までの距離をミリ単位で表示してあります。アームボード中心に正しくアームが取り付けられていれば、アームボード側面の切り欠きを目盛りに合わせて取り付けるだけで、自動的にトーンアームの位置決めが完了します。
| 装着可能なアームの長さは下記の通りです。 | 9インチ | 10インチ | 11インチ | 12インチ | 13インチ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Blackbird(ブラックバード) | 205mm〜320mm(ロングアーム対応) | |||||
| Blackbird(ブラックバード) | 205mm〜240mm | |||||
| Woodpecker(ウッドペッカー) | 205mm〜300mm(ロングアーム対応) | |||||
なお、ご使用になるトーンアームの種類によっては、アーム下部の構造の制約により、所定の取り付け位置よりも離して設置しなければならない場合や、所定の取り付け位置よりも近付けて設置しなければならない場合があります。このような場合は、そのままでは所定のオーバーハング寸法にすることが出来ませんので、トーンアーム自体のスライド機能や、ヘッドシェルのスライド機能を工夫して、所定の取り付け寸法となるようにしてください。カートリッジやヘッドシェルの取り付け位置調整には、付属のプロトラクタをご利用いただくことが出来ます。
レコード盤を支えるターンテーブルはアームボードやキャビネット芯材と同じPOM材採用、挽き物加工を施した上で重量約5kgのターンテーブルに仕上げてあります。単一金属を使用したものとは異なり元来が鳴きにくい素材である上に、単なる円盤として使用するのではなく裏面に彫り込み加工をすることで、高い機械的強度を確保したままで振動や共振点が分散するために、理想的なターンテーブルに仕上がっています。軸受け部には金属製軸受けを嵌入してありますので、耐久性も充分です。
このターンテーブルを支える軸受け部分の潤滑には硫化モリブデン系グリスを採用。グリスの充填は15か月に1回で充分ですので、頻繁にオイル交換をしなければならない煩わしさから解放されます(グリスは製品に付属しています)。
| パネル上面には回転数切り換えのための押しボタンスイッチのみを配置、単純明快で直感的に操作しやすい部品レイアウトとしています。各回転数のボタンは電源スイッチを兼ねており、33回転ボタンを押せば33回転で極めて短時間で起動し、再度ボタンを押せばターンテーブルは停止します。同様に45回転ボタンを押せば45回転で始動して再度押せば停止する、極めてユーザー・フレンドリーな回路設計です。 モーター自体も充分な駆動トルクを持たせており、33回転も45回転も、ごく短時間で定速度に達します。また、回転数切り換え時には必ず一旦はターンテーブルが停止する設計になっており、モーターやベルトに過大な負担を掛けることを避けています。 |
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| パネル上面の回転数切り換えスイッチの横の調整穴の中には回転速度微調整用の押しボタンスイッチを内蔵しています。希望の回転数の切り換えスイッチと、回転速度微調整用の押しボタンスイッチを同時に押すことで0.001%刻みでの回転数を速くする・遅くすると言った調整が可能です。 回転速度微調整用の押しボタンスイッチを操作して調整する際には先端が鋭利でないプラスドライバなどを挿入して操作する必要がありますが、そのために不用意に回転数を変えてしまうといった、不測の事態を避けることが可能な安全重視設計です。 |
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本機の電源部は、電源部に起因するノイズ発生を極力抑えるために、外付けで直流出力電圧が24Vと言う比較的高圧な出力を持つACアダプターを採用しています。余裕のある長さの接続ケーブルを持たせているためにプレーヤー本体やトーンアームから充分に離れた位置に設置することが可能、更にプレーヤー自体の定格消費電力に対して極めて充分な余裕を持たせているために、モーター起動時の突入電流により電源部自体が故障してしまうような想定外の故障を極力避け得るように配慮されています。
| 本機はキャビネットと共通素材のPOM材製スタビライザーを標準装備しています。このスタビライザーは重量225gと軽量ながら雌ねじが切ってあり、センタースピンドルの雄ねじとしっかり噛み合う構造となっています。その結果、ターンテーブルとスタビライザーでレコード盤を強固に挟み込むような働きをするために、数倍の重量を持つスタビライザーと同等の効果を得ることに成功しています。 なお、このスタビライザーはセンタースピンドルと強固に一体化してお使いいただくために、取り外す際に緩めないでスタビライザーを掴むと、ターンテーブル諸共持ち上がってしまいますので破損の原因となりがちです。スタビライザーを取り外す際には十分ご注意ください。 |
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レコードプレーヤーにトーンアームやヘッドシェル、カートリッジを取り付ける際にはオーバーハングとオフセットアングルを常に意識する必要があります。オフセットアングルは、リニアトラッキング方式以外のトーンアームでは原理的にゼロにすることが出来ず、同じシリーズのトーンアームでも、アームパイプの長さが異なればオフセットアングルも異なります。オーバーハングは、簡易的には物差しを当てるなどの方法によって比較的簡単に決定することが出来ますが、オフセットアングルの調整は簡単ではありません。特に、ターンテーブルの最内周と最外周の2点を満足させるオフセットアングルを決定するとなると作業はかなり煩瑣、、、そんな悩みを解決する測定具、それがプロトラクタNGです。
「Protractor(プロトラクタ)」とは“分度器”の意味、「NG」とは“ネクスト・ジェネレーション(次世代)”の意味です。

Protractor NG(プロトラクタNG)はオーバーハングとオフセットアングルを調整するための測定具です。正しくカートリッジ取り付け位置を調整するためには、上の写真のようにカートリッジ取り付け穴が長穴となっているヘッドシェルをご使用ください。ヘッドシェル一体型カートリッジのオフセットアングル調整はできません(オーバーハング調整のみ可)。
Dr.Feickert Analogue(ドクトル・ファイキャルト・アナログ)製レコードプレーヤーに付属のプロトラクタはオーバーハング測定時の位置決めのために、レコードプレーヤーのデッキ上面に開けられた穴に、付属のセットピンを取り付けた上で、プロトラクタ自体をレコードプレーヤーに取り付ける必要があります。このため、セットピン取り付け用の穴が用意されていない他社製のレコードプレーヤーではご使用になれません。
別売のProtractor NG(プロトラクタNG)はセットピンを取り付けていなくても、レコードプレーヤーに正しく装着することができますから、他社製のレコードプレーヤーでもお使いいただくことが可能です。ドクトル・ファイキャルト・アナログ製レコードプレーヤーでもご使用可能です。
本機に使用しているアームボードはオプションとして別売もしております。製品自体には両機種共にアームボードを1枚付属させており、ご注文の際にご指示いただけば本体付属分のアームボードに関しては無償で穴加工を承っています。追加でアームボードをお買い求めいただく場合は、別料金にてアーム取付用の穴加工を承ります。アームボード自体はWoodpeckerとBlackbirdに共通です。別売のProtractor NG(プロトラクタNG)は本機に付属のものとは仕様が異なります。
| アームボード | 希望小売価格21,000円(税込)・本体価格20,000円 |
| アームボードの穴加工 | 希望小売価格5,250円(税込)・本体価格5,000円 |
| プロトラクターNG | 希望小売価格29,400円(税込)・本体価格28,000円 |
| Woodpecker | Blackbird | |
|---|---|---|
| 形式 | アームレスプレーヤー | |
| 駆動方式 | ベルトドライブ | |
| モーター | 電子制御3相モーター(1基搭載) | 電子制御3相モーター(2基搭載) |
| ワウ・フラッター/SN比 | 0.04%以下/70dB以上 | 0.03%以下/70dB以上 |
| 回転数 | 33-1/3回転・45回転 | |
| 同時装着可能アーム | 9〜12インチ:1本 | 9〜10インチ:1本 9〜13インチ:1本(合計2本) |
| 寸法 | W480mm×D380mm H80mm(1)・H148mm(2) | W530mm×D420mm H90mm(1)・H158mm(2) |
| 総重量 | 16.8kg(3)(5) | 19.9kg(4)(5) |
| ターンテーブル重量 | 4.5kg(ターンテーブルとアームボードはWoodpecker、Blackbirdに共通です) | |
(1):デッキ面上部までの高さです。
(2):センタースピンドル最上部までの高さです。
(3):穴加工していないアームボード1枚を装着した状態の重量です。
(4):穴加工していないアームボード2枚を装着した状態の重量です。
(5):ターンテーブルを含む重量です。